2007年5月4日金曜日

EBWin

今まで長い間、EPWINGに対応した辞書の検索にDDWinとうアプリケーションを使っていたのであるが、Unicodeに対応していないためかなり不便を強いられていた。

というのも、日本語以外のWindowsでこのDDWinをまともに動かすには、WindowsのコントロールパネルからUnicodeに対応していないアプリケーションの言語設定を日本語にしなければならない。
しかし、このUnicodeに対応していないアプリケーションの言語設定というのが曲者で、これを日本語に設定していると一部の「賢い」アプリケーション(Java、ThinkPadの各種ツール、Intelのドライバ、Oracleのデータベースなどなど)が表示を日本語に勝手に変更する。
まあ、日本語でいいではないか、と思うかもしれないが、中途半端に日本語に対応しているため、メニューの一部分だけ日本語だったり、フォントのサイズが大きすぎてはみ出てたり、挙句の果てには文字化けしてたりする。
そのほかにも、プリンターのデフォルトの紙の設定がLetterからA4に切り替えられたり、Microsoft Office系列は英語で文章を書いても日本語フォントを必要とするHTMLを書き出してくれたり、バックスラッシュが¥マークになってたり、あちこちに不具合が生じる。
(Picasa2も勝手に日本語表示に切り替えてくれたが、メニューから表示言語を変更できのでよし。)

そもそもUnicodeに対応していないアプリケーションの言語設定をWindowsにおけるデフォルトの言語設定とごちゃ混ぜにしているWindowsが悪いと言いたい。
理想を言うとアプリケーションごとにこの設定をできるようにして欲しいのだが、現状ではユーザーごとの設定さえもできないばかりか、設定の変更にはWindowsの再起動が必要である。

まあ、ごちゃごちゃ書いたが、DDWinは開発が止まってしまっているみたいなのでどうしようかと思っていたのだが、今日EBWinというアプリケーションを発見した。
しっかりUnicodeに対応しているし、DDWinでできてたことは大概できるっぽい。
1年ぐらい前にDDWinの代価を探したときには満足できるものはなかったのになー、と思ってEBWinの履歴を見ていたらなんと先月末にUnicode対応したらしい。
すばらしい。
早速乗り換えてみた。

これで、Unicodeに対応していないアプリケーションの言語設定を英語にして平和に暮らせそうだ。
(もうひとつ「かちゅ~しゃ」というUnicodeに対応していないアプリケーションがインストールされているが、まあ重要ではない、ということにしておこう。)

0 件のコメント:

コメントを投稿